当院の特徴として多くの透析患者さんを抱えていることから、5室の手術室全てにおいて術中透析可能です。症例は維持透析症例のみならず、神経筋疾患、心疾患合併症例が多いため、中規模病院の特徴を生かした診療科の枠を超えた術中管理を行っています。特に、内科系医師が、気軽に手術室に入室し、透析など術中管理に参加するなどフットワークの良さを生かしたチーム医療を行っています。また、手術室およびICUの、モニター情報を一元化し、周術期を通してよりスムーズな管理を行うことが可能となっています。
和栗 紀子
わぐり のりこ
麻酔科部長
日本麻酔科学会 専門医
臨床研修指導医