認定施設

日本呼吸器学会　認定施設
日本感染症学会　認定研修施設

特徴

呼吸器疾患全般の診療を行っています。現在日本呼吸器学会専門医3名を含む4名体制で診療にあたっています。
本県に4つしかない日本感染症学会認定研修施設のひとつでもあり、特に呼吸器感染症の診療にも力を入れています。

診療内容（主な対象疾患）

（１）呼吸器感染症

かぜ、急性上気道炎、急性気管支炎、慢性気道感染、肺炎などの外来及び入院治療を行っています。日本呼吸器学会による「成人市中肺炎診療ガイドライン」や「成人気道感染症診療の基本的考え方」などのガイドラインに沿った治療を原則としています。また、可能な限り原因菌をはっきりさせるために、培養検査などの病原体診断にも力を入れています。

（２）気管支喘息

気管支喘息発作に対する急性期治療及び、外来による維持療法などを行っています。ステロイド吸入療法を中心とした薬物による予防治療だけでなく、ピークフローによる患者さんの自己管理法を積極的に指導するようにしています。外注検査ですがアレルゲンの検査も行うことができます。

（３）慢性閉塞性肺疾患（COPD）、慢性呼吸不全

薬物による維持療法、適応の方には在宅酸素療法の導入も行っています。急性憎悪による入院治療が必要な場合には非浸襲的陽圧換気療法（NPPV）なども使用して生存率向上に努めています。又、近隣の開業医の方々と連携した「COPD地域連携パス」事業も行っています。

（４）肺癌

肺癌検診のＣＴによる2次検診や、週1回気管支鏡による検査も行っています。ただし、当院には呼吸器外科や放射線治療装置がないため、必要な場合は近隣の適切な病院にご紹介しています。

（５）睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群（SAS）に対する検査は、簡易スクリーニング検査及び終夜睡眠ポリグラフ（PSG）の実施が可能です。重症な方には、1泊入院で鼻マスク（CPAP療法）による治療を行っています。

（６）禁煙治療

当院では保険による禁煙治療が可能です。主に禁煙補助薬による治療を行い、多くの方が禁煙に成功されています。呼吸器内科外来にて適宜受け付けています。
※現在は薬剤の都合により行っておりません。

（７）ワクチン

肺炎球菌ワクチンや麻疹ワクチンなどの各種予防接種もご相談にのっています。

医師紹介

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